snow 2
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引かれる腕に従い、凍えた躰をどうにか駆使して歩けば、連れていかれたのは街外れにある大きな家だった。
いや、表札を見る限り家ではない。
屋根のおかげでかろうじて雪の積もっていない、四段ある木の階段をトントンと上がる。
素朴な扉を開けると、中には小さなカウンターが備わっており、自分達と同い年くらいの女性がいた。
エプロン姿の彼女は、自分達を見止めると、慌てて立ち上がる。
「あ、アッシュ様でしたね。お帰りなさいませ。部屋の暖炉を付けておきましたよ」
「ああ、助かる」
アッシュは頭や肩に乗っている雪を払い落とすと、震えて思うように動かなくなってしまっている自分の方も払ってくれた。
それを見ていた女性は、安心したようにホッと息をつく。
「弟さんもご無事でしたのね。良かったです。寒かったでしょう? どうぞごゆるりとお休み下さい」
にこりと微笑み頭を下げる彼女に、アッシュは一体どういう説明をしたのだろうか。
少しだけ、その光景を見てみたかったかもしれない。
レプリカではなく、本当に兄弟だったのなら、と。
アッシュは再びこちらの腕を引き、廊下を進んでいく。
抵抗はしなかったけれども、彼の意図が把握出来無くて、躊躇いがちにだが声をかけてみた。
「アッシュ、俺……」
「どうせアイツらの所には帰りたくねぇんだろ。だったら大人しくここに泊まれ」
背を向けたままだけれど、労わる言葉をくれる。
変な感じがした。
アッシュが自分を気に掛けて、世話を焼いてくれるなんて。
しかもあんな酷く醜悪な言葉を聴いていたにも関わらず、いつものように罵しらなければ、嫌な顔一つさえしない。
それが少し、擽ったい。
彼は一つのドアの前で足を止め、開けた。
室内は、意外と広めだった。
ふわふわの絨毯が敷かれ、暖かそうなベッドとポットやカップが置かれた木のテーブル、それから暖炉がある。
暖炉からは、パチパチと薪の焼かれる音が鳴っている。
安心出来る、そんな音。
「こんな所にも宿があったんだな。良い場所じゃん」
「ケテルブルクはそれなりに大きな街だからな。ちょっと小道に入れば、こんな店はいくらでもある」
暖かな部屋は、凍ったように冷たくなっていた躰を、徐々に溶かしていった。
芯まで冷えて感覚すら殆ど無くなっていた手足が、じわじわと痛みを感じ始める。
「ほら、ぼさっと突っ立ってねぇでコートくらい脱げ」
「ぉ、おう」
寛ぐ準備を整えているアッシュに見習い、慌てて濡れたコートを脱いだ。
それを、タイミング良く手を差し出してきたアッシュに渡す。
コートどころか、下に着ていた服まで全部濡れてしまっていた。
そういえば、髪の毛も随分と濡れてしまっている。
そんな事にも、この部屋に入るまで何一つ気付いてはいなかった。
土足ではこの柔らかで綺麗な絨毯の上を歩くのが忍びなかったので、びしょびしょの靴を脱いでから絨毯の上に座った。
暖炉の前に手を翳し、頭や服を乾かそうと試みる。
コポコポと聞こえてきた音にテーブルの方へ振り返れば、アッシュがポットの中身をマグカップに注いでいた。
中身はわからない。
そこから目線を下に落とすと、絨毯の上には荷物が置かれていた。
彼がいつも着ているオラクルの服もある。
「アッシュ、いつからこの街に来てた?」
「夕方くらいじゃないか?」
「……わかった。俺の為だろ」
「さぁな」
ふっとアッシュが笑った。
吊られ、自分も笑ってしまう。
まさか、こうやって彼と冗談が言い合える時が来るなんて思いもしなかった。
でも、良い感じである。
前々からずっと一緒に旅がしたいと思うくらいには好いている相手なのだから、そんな相手と良好な関係になれるのなら、かなり良い。
「おいレプリカ。これでも飲め」
アッシュがマグカップを渡してきた。
一つしか用意していなかったから、てっきり彼自身のものかと思っていたが、違っていたらしい。
ついでに、頭にパサリとタオルが置かれる。
「サンキュ」
今度は名前を呼んでくれなかったな……。
その事に落胆するも、ルークは片手で器用にわしわしと髪の毛を拭きつつ、マグカップに口を付ける。
中身は暖かなココアだった。
じわりと体内に沁みこむような、優しい味わい。
思わず顔が綻びるくらいに、甘い。
「……うめぇ」
呟いた時には、アッシュは隣にいなかった。
見れば、今度はベッドの上にあった毛布を引っ掴んでいる。
一体何がしたいのだろうと見ていると、また自分の隣へとやってきた。
そして毛布を横に置く。
「何これ」
「服、濡れてるだろうが。脱いで、それに包まっとけ」
いたせりつくせりな状況に、少し困惑してしまう。
本当に、アッシュが何を考えているのか理解に苦しむ。
それでなくても頭の中はぐちゃぐちゃだというのに。
彼はまだする事があるのか、またもや背を向けた。
こっそりと溜め息をつき、マグカップを遠くに退けて服に手をかけた。
何を考えているのかわからなくても、彼の言う通りに服は濡れていて、いまだに寒さを感じるのだから仕方が無い。
下着一枚になり、言われた通りに毛布に包まると、またマグカップを手にして暖炉の前を陣取った。
パチパチと鳴る音に耳を傾け、燃える炎を見つめる。
静かだ。
それでいて、とても穏やかだった。
このままアッシュと何処かに行ってしまおうか、と、今までは思いもしなかった考えが浮かんだ。
彼がどうしてか優しいせいだろう。
今の自分達の状況ならば、良い関係が築ける気がする。
正直、みんなの所に戻るには、酷い事を口にしてしまった。
もちろん、聞いていたのはアッシュだけだ。
だが罪悪感が拭えない。
みんなの今までしてきた事を、全て否定してしまった。
仲間を裏切る行為をしたのも同然だ。
それでも、このままでは何も出来そうになかった。
今まで自分が必死にしてきた行動に、意味を見出せなくなってしまっているから。
何の為に世界を救おうとしていたのか。
そして、これから何をすれば良いのかが、わからない。
炎の淡い光を受けながら、そっと眼を瞑る。
このまま眠ってしまおうか。
そうすれば、少しはぐるぐると回っている思考が明瞭になるかもしれない。
促されるように、閉じた瞼の裏からでも部屋の明かりが消えたのがわかった。
アッシュが消したのだろう。
あれこれと動いていたのは、寝る準備をしていたからなのかと、くだらない事に思考を向ける。
もう、あまり難しい事は考えたくなかった。
「ルーク」
ふと耳元で囁かれた名に、ルークはびくっと肩を揺らし眼を開けた。
また名前を呼んでもらえたとわかるのに、少し時間がかかった。
じわじわと喜びを覚え、だが何故こんな近くからアッシュの声が聞こえるのかと横を見れば。
「ぇ……? うあっ…」
隣ではなくて後ろだった。いきなり後ろから抱き締められて、危うく持っていたマグカップを落としそうになってしまった。
もう空だったから、落としたところで支障は無いけれども。
「な、なな……アッシュ、何して…」
「抱いてやる」
「抱く!?」
毛布の上からだったから良かったけれども、これが直にだったら、相当に混乱していたかもしれない。
それくらい、アッシュの声が艶やかだった。
にしても、抱くだなんて男に言う台詞ではないだろう。
それに彼には、ナタリアがいるんじゃないか。
どう考えても有り得ない。
多分先程みたいに、軽い冗談を言っているのだ。
そう自己完結し、にやりと笑みを浮かべてみせる。
「何だよ、それ。寂しいから一緒に寝て欲しいとか?」
「言い訳が必要ならば、それでも良い」
「……はい?」
持っていたマグカップをすっと取られ、遠ざけられた。
暖炉の光しかないので、脇に置かれるとはっきりと見えなくなる。
しかしよくよく見ると、マグカップの横にはタオルやらティッシュやら、他にもよくわからないものがあった。
しかもアッシュは、上半身が裸だった。
肉体が暖炉の火に彩られ、妖しく浮かび上がる。
自分と同じ筈なのに、全く別もののようで。
その上、これまた炎の光に浮かび上がった凄く綺麗な顔を近づけられ、ごくりと喉を鳴らしてしまう。
「ぅ、あ、アッシュ……その。じょ、冗談だよな?」
「そう見えるか?」
目の前で笑ったアッシュは、壮絶だった。
完全同位体なのだから当然自分と同じ筈なのに、一体何処が一緒なんだと疑問が浮かぶくらいに、綺麗だ。
男らしい美しさというか、妖艶というか、とにかく格好良い。
どうしてか心臓がドクドクと煩いくらいに鳴る。
自分は男なのだから美人に迫られれば緊張だってするが、アッシュだって男じゃないか。
しかも完全同位体だ。
どんどんと顔を近づけられて、逃げるように絨毯へと背を付いた。
いや違う、押し倒された。
ふわふわの絨毯に背や頬を擽られるが、気持ち良いと感じている余裕はすぐに無くなった。
アッシュの長い紅い髪が、自分の方へと垂れる。
もうそれだけで、逃げられない気がしてしまう。
それでも必死に、躰を包んでいる毛布を離さないように掴んだ。
普通なら男同士で裸を見せたところで何とも思わない筈だが、今はもの凄くやばい気がする。
せめて本当に、冗談であって欲しいのだが。
「アッシュ、ヤバイって。なぁ、ヤバイから!」
「何がヤバイんだ? 別に疾しい事をするつもりは無いが」
「すげぇ疾しいじゃねぇか!」
顔が! と罵る事は出来無かった。
口で口を塞がれ、眼を見開いてしまう。
歯がカチっと当たり、アッシュの暖かい舌が口腔へと入ってくる。
「っ……ぅう、ぅ……んんっ、んふ」
舌先を舐められ、そのままねっとりと絡められた。
唾液の混ざり合う艶かしい音に耳を塞ぎたくても、ぞわぞわとしたものが背筋を通って、腕が上がらなかった。
初めてのキスに、翻弄されてしまう。
「ん……んぅ、ん……」
涙が滲み、ぼんやりしてくる視界の中、アッシュの眼がもの凄く近くにある事に気付いた。
ずっと見られている。
堪らなくなって、ぎゅっと眼を閉じた。
それでも、中を蹂躙する舌は止まってくれず、くちゅくちゅと掻き回される。
「ぅん……ん…、んん…」
……気持ち良い、かもしれない。
口の中を余す場所無く舐められているようで、じくじくした甘い感覚が湧き上がってくる。
何度も角度を変えて探られ、混ざった唾液が顎を伝っていく。
「んっ……ぁ、あふ…ふ……、は」
そっとアッシュの唇が離れ、漏れた唾液を拭ってくれた。
けれども、唇は柔らかくくっ付いたまま。
「ルーク……」
まただ。
また呼ばれた。
それだけで躰が金縛りにあったように動かない。
何故だろう、抵抗が出来無い。
こちらが大人しくなると、彼は上体を起こした。
毛布を握っているこちらの手をゆっくりと解いていき、躰の前を広げられる。
履いていた下着にも手を掛け、脱がされていき、生まれたての格好にさせられた。
そしてアッシュも。
アッシュが背を向けズボンを脱ぐ様を、自分は絨毯に横たわったままぼんやりと見つめていた。
本当、とても綺麗な躰をしている。
長い髪のせいだろうか?
それとも、躰中に残された多くの傷のせいだろうか。
自分には無い、酷く哀しく険しい生き方を垣間見せるものに、見惚れてしまう。
そして憎まれる理由さえも、一瞬にして悟る。
アッシュからすれば、自分は罵られても当然という生き方をしていたのだ。
そう思わせる程に、背中にあった傷は大きく、酷いものだった。
肉が少し抉られているようにも見えるのは、果たして暖炉の炎のせいだけなのか。
「テメェは何故、まだ生きている?」
「……ぇ?」
いきなりの問い掛けに対応出来ず、瞬きを繰り返してアッシュの顔に焦点を宛てた。
アッシュは全裸の躰を、寝ている自分へと押し付けてくる。
毛布の代わりに、暖かい躰に包まれる。
下肢が絡まり、擦り付けられ、鼻に掛かった声が出てしまった。
アッシュのペニスの暖かさが伝わってくる。
男同士で摺り合わせているのに、少しずつ勃起してしまう。
「何故、この期に及んでお前は死を選べないんだと思う」
頬を撫でられ、首筋、鎖骨へと指が辿っていく。
胸の突起へと到達すると、軽く引っ張られ、じんっとした感覚に躰が震えた。
死を、選べられない理由。
……わからない。
わからないから悩んでいた。
どうせ消えてしまうのに、何故まだ消えないのかと。
それでももし、唯一の答えがあるのだとしたら。
「……怖い…から?」
死を逃れれば逃れる程、どんどんと死ぬのが怖くなってくる。
生きたいと思ってしまう。
生に固執し、貪欲になってしまう。
「そうだ」
「へ? ……ぁんんっ!」
あまりにもすんなりと頷かれた事に驚くものの、腹部辺りを撫でていた手がいつの間にかペニスを握っていて、背が撓った。
先端の弱い部分を弄られながら、何度も昂ぶりを撫でられる。
「んあぁ……あっ、……っ……アッシュ、やめっ」
「死が怖いのは、自分が可愛いからだろ」
あっという間に、腹に付く程にペニスが勃ち上がってしまった。
先端からとろりと精液が漏れ出すと、扱かれるたびに卑猥な音が鳴る。
人にこんな事をやられるなんて初めてで、しかもアッシュは濡れて妖しく光っているそれを、無表情でじっと見下ろしてくるのだ。
逃げたくなって、けれども躰は動かなくて逃げられなくて。
羞恥に、顔が熱くなる。
「ん、んんっ……あ……や、あぁ」
やはり憎まれているのだろうか。
こんな恥ずかしい仕打ちをされて、しかも貶すような言葉を投げかけられて。
嫌われていないのかもしれないと思ったのは、束の間でしかなかったのか。
じわりと涙が浮かんだ。
慌てて腕で顔を隠したが、すぐに掴まれ、退かされる。
そのまま手首を撫でられていき、掌を合わせ指を絡められた。
触れ合った手が、どうしてか胸を甘く締め付けてきた。
眦へと落ちてくる唇が、優しく涙を掬う。
「ぁ……ア…シュ…?」
「また卑屈な事を考え始めてねぇだろうな。折角、認めてやっても良いと思ったくらいには、面白い事を叫んでいたくせに」
「ん……」
くつりと笑いながら唇を吸われ、柔らかく食まれた。
しっとりとした感触に、はふと熱い息が出てしまう。
彼の唇は下へと下がっていき、顎を舐められ、首筋や胸にまでも辿っていった。
時々吸われては、チクリとした鈍い痛みとむず痒さに苛まれる。
「爽快だったぜ? あんな啖呵切って世の不条理さを言える奴は、そうはいない。お前が……何も出来無い弱い存在だったお前が、努力して強くなった。だからこそ見えてきたものだったんだろう。この世界は、……いや、人間というものは、随分と矛盾しているんだな。お前の心を聞いていて、俺も気付かされた」
「ぅぁ……ん…。ん、そう……だったの、かよ」
アッシュが回線を切らなかった理由が、まさか自分の心を聞く為だったとは。
だが、それで彼の今の行動理由がわかった気がした。
こうして、優しく触れてくるのも。
「だから今だけ忘れさせてやる。……全てを。生きる事も、死ぬ事も。何も考えずに、今はただ快楽に犯されていれば良い」
強くなった結果、眼を逸らしたい程に残酷な現実が待っていた。
強くなれば強くなるほど、何もしない存在が視界に入るのだ。
彼らは彼ら自身しか見ていないから、暖かい家に閉じ篭って、誰かが世界を救ってくれるのを待っていた。
もし剣を握ったら、強くなる前に死ぬかもしれないから。
それが怖いから。
それでいて、誰も救ってくれずに死ぬ瞬間が来た場合には、きっとこう言うのだ。
……お前のせいだ、と。
ふざけるな。
俺が強くなった理由は、俺自身の為だ。
誰かを救う為でも、幸せにする為でもない。
ただ、罪悪感から逃げる為に、強くなったのだ。
そして自分が生きる為に、強くなった。
死が怖いのは、自分が可愛いから?
全くもってその通りじゃないか。
自分が可愛くない者は、とっくに自ら死んでいる。
誰もが、貪欲なまでに生にしがみ付く。
自分も含めて。
それに、気付いてしまった。
「良い、のかよ……んぁっ。……お、俺なんか、抱いても」
「どうだって良いさ。些細な事でしかない」
乳首を噛みながら、アッシュはこちらを見上げてきた。
チロリと見えた赤い舌に、ぞくりと躰が震える。
恥ずかしくなって眼を逸らせば、自分達を照らしている暖炉が視界に飛び込んできた。
相変わらず火は弱まる事無く、燃えている。
「はっ、く……拒否権、は?」
「本気で抱かれたくないのなら、止めてやる」
「っい! っあ、ぁっ……あぅっ」
止まっていた下肢への愛撫がまた始まり、腰がビクビクと跳ねた。
ペニスの裏を撫でられ、指を立てて尿道の穴を抉られる。
くちゅり、くちゅり、零れる先走りの音が室内に木霊する。
それでいて、アッシュの舌は、相変わらず乳首ばかりを弄んでくる。
「ふぁ……ぁ、あ、アッシュ…ん……っ」
堪らず首を振ると、パサパサと髪が音を立てた。
先程から互いに握り合った手はそのまま、空いている方の手でアッシュの髪を掴み、縋る。
下肢を弄っていた手が二つの袋を転がし、全体にじわじわと快感を伝えてきた。
それからまた、優しい手付きで、勃起しているペニスを擦られる。
「どうする? 止めるか?」
「っ……うぅ……こ、こまで煽って、よく言う……」
「じゃあ続けてやる」
そう言うや否や、アッシュは躰を起こした。
手から滑らかな髪が逃げていき、少しだけ寂しいと感じる。
しかし彼が一瞬視界から消え、何をするのかと目線を落とせば。
「ぅあ!? ちょっ……ああっ」
焦り、今度はアッシュの頭自体を掴んだ。
けれどもその時にはもうペニスを咥えられていて、包まれる生温い感触と、そんな場所を舐められているという事態に、混乱する。
「は、あぅ……やめ…っ、んああっ」
まさか、こんな事をされるなんて。
止めてほしくて、けれど快楽に浮かされて髪を引っ張る手に力は入らず、成すがままに喘ぐしかない。
何度も先端を吸われ、そのたびに腰が浮いた。
指では相変わらず陰茎やら袋やらを弄られて、堰き上がってくるものを感じずにはいられない。
そろそろ、本当にヤバイ。
「っあ! やめ……アッシュ……はなっ…出る、も……っあ」
「出せよ」
「そんなっ……あ、あぅ、んあ、ああぁっ!」
咥えられたまま喋られ、しかもそのまま強く吸われて。
足で絨毯を蹴るも虚しく、躰を思い切り引き攣らせてアッシュの口の中に射精してしまった。
to be continued...
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2013.05.14
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