snow  3

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 ごくりと、精液を飲まれる音が聞こえる。
 しかも中に残っているものも全部出されるように強く吸われ続け、ギクギクと腰が痙攣した。
 陰茎に伝い落ちていた精液も全部舐められていく。
 また先端を吸われて弄られて、ようやくアッシュの口が離れていった時には、ルークは息も絶え絶えになってすすり泣いていた。


「んんっ、う……ひでぇっ……こんな、の…聞いてな…っ」
「気持ち良かったか?」
「っ……もち、良かった…けど」


 どれだけ涙を零しても、アッシュに優しく微笑まれ頭を撫でられれば、押し黙るしかなかった。
 彼が優しいだけでも、今までに比べれば夢のような状況なのだ。

 それに事実、気持ち良くはあった。
 ただ少しばかり許容量を超えていただけで。

 はふはふと荒い息を吐きながら、どうにか躰を横にした。
 呼吸を整えようと胸を上下に動かして、肺へ酸素を送り込む。
 涙を止めようと、鼻を啜る。

 そうしているとふと、涙でぼんやりと霞んでしまっている視界からまた、アッシュの姿が消えた。


「……アッシュ?」
「何だ?」


 声を掛けると、すぐに返事が戻ってくる。
 その事に嬉しくなって、笑みが浮かんだ。
 もう視線で追うのが億劫なくらい、熱に浮かされている。


「何でもねぇ」
「そうか」


 ふわふわとした絨毯の感触と暖炉の暖かさに、なんつうか、こういう幸せって良いなぁと思った。
 誰かの優しさに包まれて眠る、そんなあったかい幸せ。


「ルーク」


 耳元で名前を呼ばれた。
 アッシュの声は自分と同じで、しかもその名は元々アッシュのもので。
 だが彼の口から紡がれるものは、確かに自分へ向けられたものである。

 それに、少し擦れていて艶やかに聞こえた。
 優しい手付きで腕を撫でられいき、背中を辿って、尻も撫でられて。

 撫でら、れ……?


「っひん!?」


 尻を掴まれ中心を広げられたかと思うと、その間を何かが通っていった。
 ぬるりとした感触にまさかと思い、どうにか顔を上げて背の方を見る。


「ゃ……やだやだやだ!」


 アッシュの顔が、自分の尻の割れ目に埋まっていた。
 しかも普通なら考えられない場所を見られ、舐められている。
 ぴちゃり、と尻の穴に唾液を擦り付けられ、あまりの事態に涙が零れた。


「嫌だっ……そんな、ぁう! …んぅっ……やめっ、やめ!」
「逃げるんじゃねぇ。気持ち良くなりたいんだろ?」


 そんな事を言われても、逃げたくなってしまうくらいには衝撃的だった。
 頭の中が真っ白になって、訳がわからなくなる。

 だが必死になって逃げようと腕や足を動かしても、腰に腕を回されてしまい、空振るばかりだった。
 むしろ引き寄せられて、尻をアッシュに向かって高く上げさせられてしまう。
 より一層穴が外気に触れ、そこに息が掛かる。


「ふぁ…あっ、あんぅ……あうぅぅっ」


 丹念に、閉じている蕾を舐められていく。
 皺の寄ったひだに唾液を擦り込み、ゆっくりと馴染ませ、中心を解されていく。
 徐々に広がっていく感覚にひくりと尻を震わせるも、ルークは何度も首を振った。


「や、やだ……アッシュ、や……それ、や…ぅ、も…マジで止め、くれ……っ、うう」


 だんだん情けなくなってきて、ぼろぼろと涙が零れた。
 嗚咽が漏れ、それがまた情けなさを倍増させる。
 気持ち良いけれど、これはあまりにも恥ずかし過ぎる。
 そんなとこを、舐められているなんて。

 ぐしゃぐしゃになる程に泣いていると、アッシュが後ろで溜め息を吐いたのがわかった。
 呆れられている、と。
 そう思ったけれど。


「……すまなかったな」
「ふ、ぁ…?」


 いきなり謝られて、後ろを振り返れば、そっと、唇にキスを落とされた。
 それは、その唇が今まであんなところを舐めていたなんて事が気にならないくらいに優しいもので。

 しかもアッシュは、今まで見た事が無い程の妖艶さで笑う。


「お前が可愛かったからな。つい、苛めたくなっちまった」
「……なっ、か、かか…可愛っ!? 苛め!?」


 あまりの言葉に、変な声が出てしまった。
 湯気が立つくらいに顔が熱くなる。
 どうしてか煩い程に胸が高鳴る。
 ドクドクと、脳までを犯していくような血の巡りに、躰が熱くなる。

 しかも、またもや奥まった尻の穴を触れられた。
 指を宛てられると、広がる感覚に穴の入り口が収縮する。
 勝手に腰が揺れる。


「んあぁ……あ、あの……アッシュ?」
「男を相手にした事は無いが……女でも、こっちが良いと言う奴はいる」
「そ、そうなの……か?」


 少しだけショックを受けたのは、あまりにも自分が子供な気がしたからだ。
 正直自分には、こういう経験は一度も無い。


「やはり、まだ無理だな……」


 アッシュは穴に指を立て、しかしチッと舌打ちした。
 そして尻から手が離れていく。

 胸を絨毯に付けて尻だけを高く上げた格好のまま、顔だけをアッシュの方に向けて彼の動向を探った。
 彼が掴んだものは、マグカップの近くに置かれていたものだ。
 掌くらいの円柱のケース。
 その蓋が開けられる。


「な、なんだよ、それ」


 このような状況で使うものだとすれば、正直何かくらい想像は付く。
 しかし、聞かずにはいられなかった。


「安心しろ。悪いもんじゃねぇ」


 そう囁かれるも、ゼリー状のようなものを掬った指が穴へと宛がわれると、喉がひくりと鳴った。
 ぬるりとした感触が伝わってくる。

 恐怖を感じた。
 未知過ぎて、どうなるのかわからなくて。

 けれどもどれだけ首を振って拒否しても、ゆっくりと、アッシュの指は尻穴に食い込んでくる。


「やだ、や、や…ふぁ……あ。ああっあ、んーっ」


 つぷつぷと胎内に入ってくるものに、躰が引き攣った。
 小刻みに内側を探られているのがわかる。
 内壁を押されるたび、変な感じがする。


「ん、あ……んんぅ! あんっ」
「痛いか?」
「ふぁ……い、たく……ねぇ、けど…」


 痛くはない。
 むしろ、柔らかい刺激に翻弄されてしまう。
 上手く制御出来無くて入り口を窄めてしまえば、ぞくりと背筋に悪寒が走り、腰を揺らしてしまう。
 くちゅりと中を掻き回されると、アッシュの指を咥えている事がまざまざとわかってしまう。


「ふぁ、アッシュ……ぁ、んはっ、っ…あ、あ…」
「もの欲しそうに、ひくついているな」
「っ……ぅう…ん」


 くちゅくちゅと卑猥な音が鳴り、暖炉から聞こえる木の弾ける音と混ざる。

 どうしていいかわからないまま喘いでいたら、つぅともう一本、指が増やされていった。
 先程よりも入り口を広げられ、堪らず腰が揺れた。


「あぁ、……っ、アッシュ…んあっあ、ああっ!」
「イイ声で啼く」
「だ、だってっ……あはっ…ん、あ、あ、ちくしょ……」


 二本の指がばらばらと胎内を掻き回し、腹の中が可笑しくなりそうだった。
 いつの間にかまたペニスは勃ち上がり、ぽたぽたと精液を零してしまっている。

 縋るものがないかと絨毯を掻いていると、彼の空いている手が、甲の上から添えられた。
 指の間に彼の指が絡んできて、そして背中に唇を落とされていく。

 いくつも、いくつも、キスが降る。


「ルーク……ルーク」
「…ぁん……」


 なんだろう。
 とても……暖かい。
 心が、とても。
 快楽ではない何かに満たされ、涙が流れていく。

 彼は何度も『ルーク』という名を呼びながら胎内を探っていき、自分は、施される愛撫に泣きながら喘いでいた。


「ん、ん…ふあぁ……あんっ!?」
「…ルーク?」


 どうしてか一際大きく腰が跳ねて、後ろから声をかけてきたアッシュを恐る恐る見返した。
 もう一度同じ場所を押され、また大きく腰が跳ね上がる。


「あうっ! ……な、何…?」
「……気にするな。感じていろ」
「あ? や……んあっ! あ、ああっ、あん!」


 問いには答えてもらえず、何度も同じ場所を押された。
 脳天が突き抜けるような快感に、背が弓形に逸れる。
 口が嬌声を発したまま開きっぱなしになってしまい、唾液も飲み込めずに顎へと伝い落ちていく。

 そしてまた、堰き上がってくるものに耐えられず、叫んだ。


「も、駄目だっ! アッシュ、助け、ぁっあ!」
「イきそうか?」
「ん、イク。イきてぇっ」


 コクコクと頷くと、自分の手を握っていた彼の手が、下肢へと移動した。
 そのまま嬲ってくると思っていたが、しかしペニスの根元をぎゅっと掴み、射精を塞き止められてしまう。


「な、なんでぇっ? アッシュ、なんでぇ」


 ぐずぐずと鼻を鳴らし鼻水を啜って、アッシュの方を振り返った。

 行き過ぎた快楽に、頭が可笑しくなりそうだった。
 羞恥とか、男のプライドとか、そんなものどうでも良い。
 とにかくこの気持ち良過ぎる快楽を、解放してほしいのに。


「抱いてやる、と言っただろう? それともお前は一人で勝手に気持ち良くなって、イくのか?」
「ぅ……だって…っ……も…苦し」
「わかったから、待ってろ」


 アッシュが、宥めるように囁いてくる。
 ん、と頷けば、つぽんと胎内から指が引き抜かれた。
 唐突に入り口が狭まり、背筋が震える。


「ぁ……」


 自分の尻穴に宛がわれたものを感じ、鼻から抜けるような声が出た。
 熱い。
 アッシュのペニスも熱くなっていた。

 その先端が、窄まりへと少し入ってきた。
 腰を掴まれ、彼の方へと引き寄せられて。


「んはっ、あ、ぁああああっ!」


 一気に中へと入ってきた昂ぶりに、それだけで自分は射精してしまった。
 ぎゅっとアッシュのペニスを締め付けると、耳元で呻きが聞こえてくる。


「っ……、ぅ」
「はぁ……ん…は、あ、……はふ」


 吐息が漏れた。
 指では感じられなかった質量で腹の中がいっぱいになり、イった後の痙攣でヒクヒクと穴が収縮してペニスを嬲ってしまう。
 自分の中に彼がいるのだと、広げられた胎内から感じられる。


「あ、ぁ…アッシュ……」
「……どうだ?」
「ん…熱い……すげぇ、気持ち、い…」


 そう言うと、耳元で笑われた。

 けれども、こうして背中から抱き締められて彼の鼓動が伝わってくると、気持ち良くてどうしても泣いてしまう。
 涙腺が壊れてしまったかのように、次から次へと涙が流れていく。

 胎内に入っているものが、動き始めた。
 出ていこうとすれば逃がさないかのように締め付けてしまい、しかし次にはその中を割り広げるように一気に奥まで押し込まれ、奥まで抉られる。


「あ、ああ、や…アッシュ、ふあんっ」
「…は、っ……」


 じゅぶ、じゅぶ、と粘着質のような音が室内に響いた。
 胎内を余す所無く強く擦られるような、そんな錯覚に陥る。
 先程強烈に感じた場所も何度も突かれ、またしてもどんどんと快楽が蓄積していく。

 アッシュ、と何度も名を呼んだ。
 でないと、自分が本当に可笑しくなってしまいそうで。

 ぼろぼろと泣きながらアッシュへと顔を向ければ、彼は視線に気付き、口付けをくれる。
 舌を絡められ、唇を吸われて。
 気持ち良さにこちらからも舌を差し出し、彼の舌を舐める。


「っ……んっ…ん、んふ」
「ん、ルーク」
「ぅあ、ぁ。……んっ、ん、んあっ」


 中のものが、さっきよりも大きくなった気がした。
 いっぱいに広げられて、躰が震える。
 ずちゅずちゅと淫猥な音に翻弄され、思考がままならなくなってくる。


「はっ……や、ん…アッシュ、また、来る! あ、ああ」
「ぁあ、今度は一緒に、……だな」
「ん、一緒、一緒にっ……ふあ、ぁうっ」


 こくこくと必死に頷くと、アッシュが笑った。
 その表情が見えなかった事に残念だと思うも、すぐに何も考えられなくなるくらいに律動が激しくなり、喘がされる。

 何度も何度も、強烈な快楽が脳天まで突き抜けていく。
 何度も奥を突かれて、ガクガクと全身が震える。


「んはっ、ぁ、あん、ん…ぁ……ぁあああっ!」
「っう…くっ」


 躰中を駆け巡った強烈な快感に、躰を撓らせて嬌声が上がる。
 アッシュも呻き、同時に中へと射精された。
 痙攣を繰り返しながら、奥にじわりと広がった熱いものを感じ、やはり涙が止まらずに流れていった。

 先に落ち着いたアッシュにそっと背中から抱き締められ、包まれる。
 死にそうになる程に冷たくなっていたはずの躰は、いつしか心の芯まで暖かくなっていた。




















 眼が覚めたのは、ベッドの上だった。
 裸のままアッシュに抱き締められながら眠っていたらしく、顔を上げれば先に起きていた彼と間近で眼が合った。


「……はよ…」
「ああ」


 彼は短く返答をすると、ベッドから立ち上がった。
 もしかして、自分が起きるまで待っていたのだろうか。

 寝顔を見られていたのかと思うと少し気恥ずかしかったが、昨日の事に比べればマシかもしれない。
 何も無かったと、そう表現するにはあまりにも腰やら尻が痛かった。

 アッシュが部屋のカーテンを開ける。
 その眩しさに、眼を眇めた。


「……綺麗、だな」


 雪は止んでいた。
 そして、珍しくケテルブルクの街に太陽が出ていた。
 窓から見える一面の銀世界は、地上に降り注ぐ光を浴びて、キラキラと輝いている。

 本当にとても綺麗で、神聖にさえ感じる。


「ちょっと、聞いて、いいか?」
「なんだ?」
「なんでアッシュは、師匠と戦おうとするんだ?」


 今なら聞いても、ちゃんと話してもらえるような気がした。
 そして自分も理解が出来る気がした。

 彼もそう思ったのか、一つだけ小さく溜め息をつくと、こちらに視線をくれる。


「テメェは何の為に生きている。償いをする為? 他人の幸せの為? ……違うだろう。自分のしたい事をする為に……所詮、自己満足の為に生きているだけだ」


 そう、誰かの為になんて偽善だ。
 それは重々承知している。
 痛いくらいに理解してしまった。

 どれだけ命を奪い、どれだけ命を守ったとしても、それは全て自分自身のエゴでしかない。

 でも、それでは今まで自分のしてきた事は……。


「それでも、お前は行くんだろう?」
「え?」


 言われた言葉に、いつの間にか俯いていた顔を上げた。
 アッシュは火の弱くなっていた暖炉に、新たに薪を入れ始める。
 次第に火は強くなり、また炎となって燃え上がり部屋を暖かくしていく。


「俺も、守りたいものの為に、奴の所に行く。そう思う心が、たとえ自己満足であっても」


 それが何か……いや、誰なのかというのは、あえて聞かなかった。
 ただ淡く笑みを浮かべて、頷いてみせる。


「だな。俺もやっぱり救いてぇよ。世界を。みんなを。俺、みんなの事が好きなんだ。みんなを失いたくない。その……アッシュは馴れ合いって言うかもしれねぇけどさ」
「良いんじゃねぇか? お前がそれで良いと思うのなら」


 また毛布の中に戻ってきたアッシュに、頬を撫でられた。
 擦り寄り眼を閉じれば、唇に軽くキスをされる。


「ん……みんなに謝らないと。酷い事、言っちまったから」
「聞こえていないだろうがな。まぁ、お前がそうしたいのなら、謝れば良い」
「ああ、そうする」


 呟き、アッシュの胸に顔を押し付けた。
 とくん、とくん、と鳴る心臓に耳を傾ければ、それは自分と同じ速さの鼓動だった。

 まだ、互いに生きている、証。


「アッシュ……俺は、生きてぇよ。どんなものを背負ってでも。この先、どんな運命が待ち受けていようと。俺は、俺の為に生きたい。死ぬのは、怖い」


 アッシュが、今まで何故自分を卑屈だと言っていたのか、わかった気がした。
 他人の為にと思い込んで、命さえも投げ出す覚悟でいたけれど、それすらも自己満足でしかなかった。
 なのに多くの人を死なせたという罪に勝手に苛まれ勝手に潰されて、こんな命でも人の為になるのならと、つまならい自己犠牲で死のうとしていた。

 ……本当は、生きたいくせに。
 生きて生きて、ずっと笑っていたいくせに。
 幸せを感じていたいくせに。

 彼の腕が、背中へと回ってきた。
 そして、優しく撫でてくれる。

 ほわりと笑みが浮かび、お返しにと自分もアッシュの背中へと腕を回した。
 大きな傷を撫でて、そのままぎゅっと躰をくっつける。
 互いの鼓動が、重なる。

 ――ずっと、こんな暖かな、幸せを感じていたい。

 しかし生きたいと願い、死への恐怖を感じたところで、もうすぐ消えるのは事実。
 だからこそ生きようと思い、戦うのだ。
 自分の事を考え、自分の為に誰かを犠牲にするのだ。

 ……それで良い。
 綺麗ごとだけでは、世界は成り立っていないのだから。
 生きる為には一歩、足を前へと踏み出すしかない。


「今度会った時には、容赦しない」


 優しい手付きで髪を梳かれながら、囁かれた言葉。

 もう、一緒に行こうとは言えなかった。
 アッシュが独りで行動する理由は、そう。

 それを何よりも、自分が知っている。
 彼もまた……。

 どれだけ綺麗な雪であろうとも、人は誰でも足を踏み出す。
 今日という日を生きる為に。
 そして雪は踏み潰され、汚くなる。
 それが、人の生きているという姿。

 誰もが魂を失わぬ為に、命を輝かせる。
 最後の瞬間まで。



 さぁ足掻こうか。
 この運命を。
 この、死という終焉から。

 ――――邪魔をするのなら、神さえも殺してみせる。





  ...end.



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もうすぐ消えようとしている自分達の躰だからこそ、最後まで自分らしい生き方をしたい、みたいなものを書こうとしていた話です。
2007年という随分昔の作品なので、読み直してもそう上手く表現出来ているかは、ちょっと疑問;;

2013.05.14
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