Shall we dance?  1

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 青い海が街を囲うようにして、眼前一面に広がっていた。
 眩しい太陽の日差しを受け止め、海面が星屑のようにキラキラ輝いている、明るく美しい世界。
 水平線の上には陰影のはっきり描かれた白い入道雲が浮かび、色の濃いスカイブルーが頭上を遙か彼方まで染め上げている。


「すっげー。相変わらず綺麗な街だよなぁ」


 馬車から降り、広大な王都グランコクマの色鮮やかな光景を眼にして、ルークは感嘆を漏らした。
 見る者を元気にしてくれる、力強い晴れ晴れとした青い景色だ。


「そうだな。綺麗な水に彩られた、美しい街だ」


 隣に立つアッシュもまた、しみじみと声を出す。

 大きな城の背にある断壁は、滝の如く壮大に落下する水で一面を覆われていた。
 そして海面と同じように、太陽の光を反射させ眩しい程に輝いている。
 街の外からでもまざまざと見える、圧倒される光の壁を背にしたグランコクマ城。

 そのいつ見ても美しいとしか言いようのない光景を二人で眺めていると、馬車の運転をしていた人物が声を掛けてきた。


「二人とも、先に行って陛下に挨拶してこいよ。俺は馬車の停留所に行って、コイツらに餌を上げてから行くからさ」


 コイツら、と言って、長い距離を歩いた馬達を親指で指差すガイに、自分達は頷く。


「ああ、わかった」
「ガイ、サンキュ」


 礼を言えば、ガイはどういたしましてと笑顔を浮かべた。

 あの誕生日の日からこうやって世界を旅し始めて、既に半月が経とうとしていた。
 そういえばあの時は驚いたよなと、ルークは停留所へと行く馬車を見送りながら苦笑を零す。

 あの日、眠っている間にアッシュの手によって馬車へと運ばれ、いつの間にか屋敷を出ていた時の事。
 起きて、あれこれアッシュと話しながら何時間か経って。
 休憩という事で馬車を降りたらなんと、手綱を引いているのはガイだった。
 驚いた自分に、ガイは従者ですからと冗談めいた一言で片づけ、アッシュも肩を竦めただけ。

 自分達の世話係なのだからわからなくもないが、こういう時くらい自分の時間として自由に使えば良いのにと思う。

 まぁ結構気難しい挙句に他人に対しても自分に対しても厳しいアッシュが、ガイの事は随分気に入っているので有難くはある。
 自分もガイくらいに気を置かなくて済む相手がお供だと、安心出来るし。


「ほら、行くぞ」


 考えに耽っているうちに、先に歩いていたアッシュが振り返り、ルークは慌てて彼の後を追った。

 そうして二人で、グランコクマの街をのんびりと歩く。

 普段着ている子爵の服装とは違い、旅用のラフな格好をして、煩わしいのは避けたい理由から自分もアッシュも長い髪は帽子の中に押し込んでいた。
 こうしてしまえば、殆どの人は自分達が『聖なる焔の光』だと気付きはしないだろう。

 英雄と世界中から称えられるようになった今でも、大半の人は自分達の顔など知らない。
 特にここはバチカルではないし、そもそも英雄なんて呼ばれる人物はこんなありふれた格好でそこら辺を歩きはしないという認識が頭の片隅にあるようだ。

 自分が英雄に憧れたあの若き日から、もう三年以上が経っていた。
 あの時は、このような未来がいつか訪れるなんて想像はもちろんしていなかった。
 まだ自分が人間だと思っていた頃の、英雄になればあの屋敷から出られるのだという望み、それだけであり、屋敷を出た後の事なんて考えていなかった。

 そして半月前の、名前も地位も全てを捨てようと思っていた誕生日。
 あの時もまた、こんな未来は予測していなかった。

 ルークは自分の腰に付けている短剣をそっと触り、淡く笑みを浮かべる。

 こうして二人でのんびりと街を歩ける事が、自分にとってどれだけ幸せを感じられる行為であるか。
 仰々しくされる事も無く、街に溶け込んで、色んな人と触れ合って楽しんで。
 そう望んだ自分を、どれだけアッシュは尊重してくれている事だろう。

 後でまた、いつものように街を見回り、あれこれ街の人に話し掛けてみよう。

 …それよりも今は、目先の問題をどうにかしなければならない。


「うーん、ピオニー陛下かぁ。俺、あの人の事、微妙に苦手なんだよな…」
「それなら俺もだ。どうにも、あのテンションに付いていけん。いつも王として威厳を醸し出していれば、こちらの対応も楽なんだが」
「あ〜確かにアッシュなら、形式張った方が得意だもんな」
「お前はアイツのへらへらした中に鋭いものを感じるのが嫌なんだろう?それなら俺と同じようなものだと思うが」
「そーかも」


 ははっと気の抜けた笑いを零せば、アッシュもふっと柔らかい微笑を浮かべてくれた。

 こういう優しい反応をくれるアッシュが、本当に好きだ。
 俺の事を好きだと態度で伝えてくれて、俺の望むように傍にいてくれて。


「本当、すげぇ幸せ」
「今日だけで何度目だ?その言葉」
「何度でも言いたいんだ。アッシュが聞いてくれるなら、何度だって言いたい」
「…ああ、聞いている」


 広く明るい街を抜け、透明で綺麗な水の上に掛かっている橋を渡れば、目の前にグランコクマ城が迫ってきた。
 水を背にした大きな城は、間近で見れば本当に迫力のある光景だ。

 しかし、ピオニーに会うのは何ヶ月ぶりだろう。
 半月前にバチカルでパーティーがあった時は、出席したジェイドから「陛下も行きたかったと愚痴言ってましたよ」と聞かされていた。
 今度会う時にはきっとブーブーブウサギのように煩いでしょうねぇ、とまで。

 とりあえずこうしてグランコクマに寄ったので挨拶には行くが、嫌な予感がするのは気のせいだろうか。
 否、気のせいであってほしい。

 …だが予感というものは、感じた時には大抵当たっていたりするもので。





「…何でこんな事になるかな」
「俺に言うな…」


 ルークの呟き声に、隣に立つアッシュも疲れた表情を浮かべて溜め息をついた。
 たまたま先程城内で会ったジェイドも、苦笑を浮かべ肩を竦める程度に留めている。


「まぁ、たまにはあの人の我が侭に付き合ってやって下さい。あれでも一応はここの国王ですから、ここ最近はずっと忙しくて城に缶詰でしたし、羽を伸ばしたいのでしょう。即興と言えど世界中の民達が参加出来る大々的な企画になりましたし、一般からも多くの人が参加するでしょうから、貴方がたとしても貴重な体験になりますよ?これも人助けだと思って」
「そうなんだけどさ…」


 ルークは自分達の立っている広場の、掲示板にデカデカと貼られたポスターを遠目から見て、盛大に溜め息を吐いていた。
 それは先程出会ってきたマルクト王の溜め息に引けも取らない程、深く情けないものだった。





 ちなみに一時間前の出来事。


「はぁ〜〜、良いよなぁ。パーティー、俺も行きたかったぜ…」


 水に囲まれた街にふさわしい、青と白で彩られている広々とした謁見の間に、激しく情けない気の抜けた声が響き渡った。
 もちろん声の主は、眼前に座っているマルクト王その人。

 ルークは乾いた笑いを零し、アッシュなど王の御前にも関わらず、既に彼の方を見ていない。

 想像していた通りあれこれ愚痴を零すピオニーだったが、幸運な事にたまたま城前で職務最中のジェイドと出会い、ここまで案内してくれていた。
 なのでこちらに被害が来る前に、彼が呆れながらもピオニーを窘めてくれる。


「全く。どうせたまにはグランコクマから出たいとか、貴方のはその程度の願望じゃないですか。パーティーなんて、必要時にはこの城でもしているでしょう」
「だってよ、英雄達の誕生日だったんだぜ?世界を救った英雄だぜ、英雄!あぁ〜行きたかった」
「彼等の誕生日パーティーなんて毎年やるでしょうし、来年行ったらどうですか。…仕事を全て片づけられたら、ですが」
「お前、厳し過ぎだぞ」


 ピオニーは四十路にもなって頬を膨らませ、じと眼でジェイドを睨む。
 しかしジェイドも淡々とピオニーを見返し、二人の視線が激しくぶつかり合った。

 衝突したままそれが何分にも渡る沈黙へと変われば、居心地が悪くなるのも当然で。
 ルークは思わず顔を顰め、逃れるようにアッシュへと擦り寄っていた。
 我関せずなアッシュだったが、ルークが手の届く所までくればすぐに、優しく背中をさすってくれる。


「…へへ」


 笑みを零せば、アッシュもこちらを見てふと口元に弧を描く。
 それからすぐにまた明後日の方向へと顔を背けられてしまったが、伝わってくる掌の温もりに嬉しくなってしまい、ルーク自身はついついアッシュの方ばかり見ていた。

 ピオニーとジェイドは、未だに無言で睨み合っている。
 一体いつまで続くのかと思った頃、先に折れたのはジェイドだった。
 埒が明かないと判断したのだろう、小さく溜め息をつき、眼を伏せる。


「仕方ありませんねぇ。わかりました、パーティーをしましょう。それに彼等も出席していただく。どうですか?」
「おう、凄くでかい会場でやろうぜ。この前近辺に舞台芸術ホールが出来たよな。あそこなら綺麗だし、何万人も入れるから良いだろ。あと、どんな奴でも参加出来るようにするというのはどうだ? 民達も簡単に出られる気軽なものだ」
「なるほど。そうですね、むしろそれくらいの方がマルクト国から世界に向けて大義名分を掲げていると示せるので、動きやすいでしょう。ああ、ルークも参加しますよね? 今回はその為の旅なのでしょうしね」


 にこりと満面の笑みをこちらに向けられ、ルークは相変わらずアッシュにくっ付いたまま、歯切れの悪い曖昧な相槌を返した。

 彼は、ルークがつい半月前まで悩んでいた事の内容を全部知っているのだ。
 だから確信めいた双眸をこちらに向けて、有無を言わさないとばかりの言い回しを使ってくる。

 ジェイドもわかっていると思うのだが、今回は別に英雄とか子爵だとかの地位を使って旅をしているわけではなかったので、そんな話の大きいものに巻き込まれるのかと思うと釈然としなかった。
 だが世界中とはいかなくても、マルクト国民が多く集まるのであれば、ぜひともパーティーの様子を見てみたいという願望もある。

 アッシュを窺うと、文句も何も言うつもりは無いらしく、無反応のまま口を閉ざしていた。
 自分達の様子を見て、ピオニーは二カリと歯を見せて笑う。


「じゃあ企画者は俺で、運営はジェイドな。暇そうな連中に適当に話し通しておいてくれ。ああ、お前等は普通に楽しんでくれれば良いから」


 迷っているルークの心情がわかっているかのように、付け足された言葉。
 そのまま鶴の一声で、あれやこれやとその場で決められていく様子を目の当たりにして、果たしてこんなで良いのだろうかと疑問を感じてしまった。

 そして一時間後には、既にこんなポスターまで出来上がっているのだ。
 マルクト軍達の早過ぎる行動には、驚いてしまう。

 ポスターに書かれた名目はパーティーではなく、『舞踏会』だった。
 仰々しさや高級さを取っ払った結果なのだろうか、確かに広場の掲示板を見る人々は皆、既に行く気満々の様子でポスターを眺めている。

 ルークも、配布用の小さな紙をジェイドから受け取り、眼を落とした。


「『誰でも参加出来ます、入場料・1000G、当日は普段着で構いません、いっぱい食べて踊りましょう!』ね。それから…『世界が誇る英雄と踊れるかもしれないチャンス!さぁ皆さんぜひとも』…って、おぉいジェイド!何でこんな事まで書いてるんだよ!こんなの聞いてヌェーよ!!」
「かもしれない、じゃないですか。その場に居るかもしれないし、居ないかもしれない。どちらでも良いのですよ、その方が盛り上がるというだけです」
「うわぁ…バチカルに帰ったら、絶対父上や母上やナタリアから何か言われるよ…」


 またもや情けない溜め息を吐きつつ、これ以上は反論出来無かったので愚痴を零すに留まった。

 期日は五日後、自分達の滞在期間に合わせての日程だ。
 本当に色々とハイスピードの状況だが、ジェイドなら確実に何の問題も無く成功させるという確信が沸いてくるから凄い。


「さて、私はこれから集めたスタッフ達との打ち合わせがありますから失礼しますね」


 スタッフの全てはマルクト軍の人間達ばかり、つまりほぼ全員がジェイドの部下だ。
 大佐の地位にいるにも関わらず、それくらい現在のジェイドには権限がある。
 しかも発案があの国王であれば、誰だって反論しないだろう。
 ピオニーから普通に楽しんでくれれば良いと言われた通り、自分が出る幕は無いようだ。

 城の方へと去るジェイドの背中を見送り、アッシュとまた二人きりになった。


「全く…あの二人には、ほとほと呆れるな」


 アッシュは頭に被っていた帽子のツバを少し持ち上げ、太陽の柔らかな日差しに眼を眇めた。
 呆れると言う割には、いつものような厳しい顔付きでもないし、いつも通りに声も穏やかだ。


「でも、アッシュは何も言う気は無かったんだろ?」
「俺達が何を言ったところで、あの二人は勝手に決めて勝手にやるだろうが。口を出せるような相手でもない。年齢はもちろん、身分的にも、な」
「それもそうか」


 ルークは深く頷いた。
 あの大人達に、自分達が敵う筈無いのだ。
 巻き込まれるのも仕方無いと諦めさえすれば、必要以上に迷惑をこうむる事は免れる。


「さてと。ルーク、お前はこれからどうする?」
「うん。街を見て回りたいな…って、そういやガイはまだ来ないな。何処で何やってるんだろう」


 馬車の中に置いてきている自分達の荷物は、多分ガイが全部纏めて、今日の宿にまで運んでくれている筈だ。
 それ程多くはないので大丈夫だとは思っていたが、城では会わなかった。
 もしかして宿屋を探すのに手間取ったのだろうか?
 その後ピオニーといるのは嫌だというアッシュの意見でジェイドと一緒にこちらの広場に来てしまったので、もしかしたら今頃ガイは城にいるかもしれない。

 だが折角まだ太陽が出ている時間なのだから、このまま街の様子を眺めたかった。
 まだグランコクマの明るい街並みを、堪能していない。


「ま、後で城に戻ってみれば良いか」
「ああ、そうだな」


 アッシュの同意を得た事に笑みを浮かべ、そのまま自分達も広場の喧噪から遠ざかろうと足を進めようとした。

 その時。


「あの、少しお聞きしたいのですが、良いですか?」
「へ?あ、はい?」


 いきなり声を掛けられ、ルークはしどろもどろになりながらも後ろを向いた。

 と、そこには少し小柄であるが、清楚なイメージを持つ女性が立っていた。
 栗色の長い髪はストレート。
 年は自分達と同じ二十歳前後だろうか、随分可愛らしい顔をほんのり赤く染めながら、こちらを窺ってくる。

 一瞬『聖なる焔の光』だとバレてしまったのだろうかとも思ったが、それにしては自分達に向けられる眼が普通だった。
 アッシュも訝しげに彼女を見下ろしている。


「あの、先程貴方がたと一緒にいらしたのはジェイド大佐ですよね?私、あの人に憧れていて…。それで、貴方がたは今度の舞踏会に出られますか?」
「…あぁ、そういう事か」


 つまり舞踏会当日にジェイドと踊りたいので、彼と知り合いらしき自分達に声を掛けてみた、と。

 なるほどと納得すると同時に、どういうわけかアッシュの手が背中を触れてきた。
 そして唇が耳へと近づいてくる。
 こんな人前で何をする気なのかと、ぎょっと眼を開き躰を硬直させると同時に、耳元で囁かれた言葉。


「任せた」
「…へ?」
「ガイは探しておいてやるから、何かあったら知らせろ」


 背中から腰へと撫でていき、ルークから離れていく時、アッシュは自分のこめかみをトンと軽く指で叩いた。
 そのまま背を向け、女性の立つ方向とは逆へと歩いていってしまう。


「ちょっ、アッシュ!?」


 慌てて声を掛けるも、片手を上げひらひらと振られれば追い掛けるのも憚れて、結局後姿を見送るだけだった。
 彼に伸ばした宙に浮いた手を無造作にケツポケに突っ込み、頬を膨らませる。

 ジェイドに関係する事になると、途端にこれだ。
 アッシュはジェイドが苦手らしく、少しくらい親しくなろうという気持ちすら持ち合わせていないようだ。
 巻き込まれるのは面倒だからお前がどうにかしろという事だろうが、自分から見ればアッシュは十分ジェイドと仲良しに見える。
 …が、本人に言ったら何されるかわからないので、いつも黙っているけれど。


「あ、あの。アッシュって…もしかしてアッシュ様でしょうか?では貴方はルーク様なのですか?あのポスターにも英雄と踊れるなんて書いてありましたが…」


 様子を黙って見ていた女性は、名前を聞いて気付いたらしく、ルークの髪をじっと見てくる。
 帽子である程度隠しているとはいえ、隙間から出ている部分や前髪は、確かに赤いだろう。

 ルークは仕方無いかと苦笑を浮かべた。


「初めまして、ルークです。やっぱり英雄…ってやつなんだよな、俺って。あ、でも今はお忍びみたいなもので。仕事じゃなくて、休暇であちこち旅しているから、あまり目立ちたくないっつうか。あのポスターもジェイドがふざけて書いたものだろうし。いやもちろん俺は舞踏会に行くつもりなんだけれど、それもこっそりのつもりでって、あー…何言ってんだ俺」


 被っている帽子のツバを摘み、違う違うと首を振った。
 言うべき事から、一気に逸れてしまった。


「と、とりあえず、なるべく周りには黙っててほしいんだけど…良いか?」


 すまなそうに彼女の表情を窺うと、彼女は小さく笑った。
 笑顔になると、このグランコクマの太陽が似合うくらい明るい雰囲気の女性だった。
 第一印象はちょっと静か過ぎて取っ付き難いかなとも思ったが、そうでもないらしい。


「それなら大丈夫です。むしろジェイド大佐と親しげに話していらっしゃったのにも納得しましたし。ですが、もしかしてアッシュ様は、私に対してお怒りになってしまったのでしょうか…」
「や、アッシュは他の仲間を探しに行っただけだから」
「そうなんですか…?」


 首を傾げると、彼女の髪がサラリと揺れる。


「で、声を掛けてきたって事は、何か俺に頼みたい事があるんだよな?あ、そうだ。名前は?」
「アリアです、初めましてルーク様。実は私…」


 先を促せば、彼女はぺこりと頭を下げ、ゆっくりとした口調で話し始めた。





  to be continued...



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随分前に書いたものですが、「君に幸あれ」の続きものなので手直ししてアップしました。

2011.01.26
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