かなり危険です。































































 苦しい。
 息が出来ない。
 けれど髪の毛を強く掴まれていて、顎を引く事も出来ない。


「ふ、ふぐ、ふ…」


 じゅぶ、じゅぶと口腔の中を、顎が外れるのではないだろうかと思う程に太い男根が動き回る。
 奥まで突っ込まれて、吐きたいのに吐く事すらままならない。
 苦い味が口の中を充満し、生々しさにまた吐きたくなる。

 しかもその特有の臭いが、自分が今男のものを咥えているという事実をはっきりと突きつけてきて、情けなくて胸がぎゅうと締め付けられる程に痛い。

 顔にはすでにかけられてしまった精液がべっとりと付き、それが眼にもかかり、視界がよく見えなくなっていた。

 ……流れる涙のせいだなんて、思いたくもない。


「うう、ふ…ふ、ぅん…ぐ」


 鼻から息が抜け、吸うと嗅覚がやたらと刺激されてしまう。

 嫌だ…と思うのに。
 無理やり突っ込まれているのに。

 なぜ自分はこんなものを必死になって舌を使って舐めているのだろう。
 しかも自分のペニスが触られてもいないのに…勃起している。
 躰の奥が、燃えるように熱い。

 駄目だ、もう自分が何を考えればいいのか、わからなくなってくる。
 違う事に意識を向けて誤魔化そうとするのに、出来ない。

 欲しい。
 欲しい。
 早く…突き入れてほしい。

 相反した気持ちがぶつかり合い、もう滅茶苦茶だった。


「あむ…ふ…ん、ん、んふ、ぅ、うぐ、うぐぅっ!」


 ごぼり、と男根からまた精液が吐き出された。
口の中にいっぱい苦い液が広がり、咽の奥にまで熱いものが出される。


「んー、んー!んぐ…んぐ、んっ」


 苦しい、苦しい…しかし男根が入ったままで吐き出せず、また涙が流れる。
 それでも少しでも楽になろうと必死になって咽を鳴らし、苦い精液を飲んだ。

 相手は満足したのか、ようやく口の中から出て行く、その瞬間どろどろと口から零れていた精液がたくさん糸を引いた。


「…ん、ぐ、げほっ、が…はっ!」


 飲みきれなかった精液を吐き出した。
 ひゅ、と慌てて空気を取り込み、咽に引っかかったせいか、盛大にむせてしまった。
 もう、顔が精液や涙でぐちゃぐちゃだ。

 だが拭う間も無く足を掴まれ持ち上げられて、慌てて床に手を付いた。
 視界がぼやけてよくわかならなかったが、それでも…今まで口の中に入っていたものが、尻の穴へと宛がわれている。
 それが感覚として伝わってきた。

 そして一気に―――


「ひ、あぁあうっ!!」


 ぶすり、と奥の奥まで勢いよく突き入れられた。





友人から描いて欲しいな、と言われたので挑戦してみたけれど、難しいですね、口に突っ込むのって…うーん。
どのくらいの大きさならエロく見えるんだろうかとか、モザイクかけた方がいいのかとか…。
結局は液でどうにかごまかした感じです。

2005.12.14
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